ヘッダーの左側 サイト内のページへのリンクです

「日本では何をしているの?」のページへのリンクです

トピックとお知らせ

 詩集絵本「アタプーの詩」が完成!


この絵本は、2018年7月にダム崩壊で水害被害のあった、アタプー県サナームサイ郡の学校図書室を開設・支援するなかで生まれました。

2019年5月、まだ災害の傷跡が残るサナームサイ郡の学校に図書室開設支援の準備で訪問しました。その後、サナームサイ中等学校の副校長から当会へ届いた2篇の詩。「哀しみの夜」「セピアン川はまだ待っている」というタイトルで、被災当時のことや故郷への想いが綴られていました。この経験を残しておきたいというスリヴォン副校長の想いを何とかカタチにできないか、そしてこの災害のことを語り継ぎ、ラオスで毎年頻発している水害の防災教育にも活用したいと考え、公益信託大成建設自然・歴史環境基金の助成を得て、絵本制作・活用のプロジェクトがスタートしました。

■2020年12月に実施した絵本制作ワークショップでは、サナームサイ中等学校で36名の生徒が参加し、2篇の詩を朗読し、気持ちに配慮しながら、被災当時のことを皆で共有しました。その後、生徒たちには思い思いに絵を描いてもらいました。

(絵本制作ワークショップの詳しい様子コチラ

そして、生徒達が描いた絵を、詩と組み合わせて編集し、ようやくこの詩集絵本ができあがりました。


※7月20日、在ラオス日本大使館Facebookページでも、この本が紹介されました!
 リンク先はコチラ

■【『アタプーの詩』活用ワークショップ】
@絵本引き渡し式 2022年3月22日
サナームサイ中等学校にて、詩集絵本『アタプーの詩』の引き渡し式を実施しました。
県・郡教育局や先生・生徒が集まるなか、詩を綴ったスリヴォン副校長や絵を描いた生徒たちに絵本を手渡しました。(詳しい様子はコチラをご覧下さい

その後、みんなで詩を朗読したり、生徒による唄・演奏でラオスの民謡「ラム」の調べにのせて実演したりしました。

当会YouTubeチャンネルもぜひご覧ください。

A防災マップづくり 2022年3月22日
 
サナームサイ中とお隣のタドゥア小の先生・生徒で「防災マップづくり」を実施しました。
「天気予報で、明日台風がやってくる」と想定して、ブループに分かれ、学校の校舎や校庭で危ないところはないか、調査開始!(詳しい様子はコチラをご覧下さい

■B他校での実施 2022年3月23-25日 
翌日から、同じくサナームサイ郡のドンムアン小学校、トンテー中学校、ミッドサムパン小学校でもワークショップを実施しました。(詳しい様子はコチラをご覧下さい


日本でも販売中
様々な人たちの想いを経て完成した『アタプーの詩』。日本の皆さまにも広く読んでいただけるように、別途日本語訳もつけて、日本・ラオスでの販売を開始しました。本の売り上げは、今後の支援活動に役立てます。想いのつまった絵本に、どうぞ触れてみてください。

『アタプーの詩』全カラー40ページ、ラオス語・英語併記
価格:1冊 1,400円(送料別) ※別紙和訳・制作レポート付き
購入はコチラ 




「トピックとお知らせ」の一覧に戻ります