トピックとお知らせ
VTE県90校にフォローアップセミナー、補充図書を配付
10月29-31日の3日間、ヴィエンチャン県ヴァンヴィエンにて、フォロー
アップセミナーを実施しました。セミナーに参加したのは、対象学校
90校の図書担当教員90名、9郡の郡教育局教育指導官9名。講師は、
国立図書館職員1名、ヴィエンチャン県教育局読書推進活動担当職員2名、
ラオスのこどもラオス事務所スタッフ3名が担当しました。若手ボランティア
4名も参加しました。
▼セミナーの内容は下記のとおり。
1日目 ○開会式
○各郡の教育局教育指導官から郡内の読書推進活動報告
○補充図書の配付
○図書の登録の講義・実習
○貸出サービスの講義・実習
2日目 ○図書の補修の講義・実習
○読書推進センターの説明
○本の活用法についての講義
○読書感想文書き
○翌日の学校での実習の準備
3日目 ○学校でグループ毎に実習
(実習内容:歌と躍り、語り、本の読み聞かせ、紙芝居の実演、ブックトーク、
読書活動、貸出サービス、読書感想文書き)
○グループ毎に実習の報告
○グループ毎にセミナーの自己評価
○閉会式
2回目のセミナーということもあり、セミナーの雰囲気はとても和やかでした。
ユニークな先生も多く、地方のラム(音楽にあわせて語る歌)を披露したり、
地方民話の語りを実演したりと、セミナーは大盛り上がり。語りや本の読み
聞かせ、紙芝居の実演など、とても上手な先生たちもいました。
ヴィエンチャン県は、他県と比べても読書推進活動が活発な県です。
他県の見本にもなるように県教育局、郡教育局、そして学校教員を
激励しています。そして、セミナーに参加した先生たちが、
自分たちの学校に戻り、図書や読書の楽しみを子どもたちに一層伝えて
いってくれることを願います。(2008年11月2日/ラオス事務所・猿田)