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トピックとお知らせ

2014年1月18日(土)活動ミーティング報告 

1月18日(土)に行われた活動ミーティングの報告です。
今年のテーマである「みんなで創ろう!」に沿って、ラオスのこどものメインイベントでもある、スタディーツアー・ピーマイパーティー・勉強会の3つテーマでワークショップを行いました。
訪れたい場所、やってみたい活動、食べたいお料理などのテーマ毎に、参加者のみなさんに意見を出して頂きました。その際、事前に配付した付箋に意見を書いてもらい、それを模造紙に貼り出して、似た意見を集めて整理する、というワークショップです。
談笑しながらワイワイ意見交換したり、時には真剣な表情で考えて下さったり、大変有意義なミーティングになりました。

今回の意見を元に今後のイベント案を練っていきますのでお楽しみに〜!

ワークショップで多かった意見は次の通りです。
@スタディーツアー 《毎年12月に実施》
まず、最も重要視されるであろう【行き先】ですが、パクセーやコーン島、世界遺産ワットプーがあるラオス南部という意見が多かったので、今年は南部中心のツアーになるかも?!
現地でやってみたい【活動】は、ホームステイ/こども達との交流(運動会などのイベントを開催する)/図書室開校に同行/ペンキ塗り 等が挙げられました。
続いて【日程】ですが、やはりお勤めされている方が多いので、お盆や年末年始の1週間〜10日という意見が多数!気になる【費用】は、上記の時期だと高いのは重々承知だけれど15万円〜20万円という希望が多数ありました。

Aピーマイパーティー 《毎年4月に開催》
毎年盛り上がる【イベント】ですが、踊り/ラオス語絵本(紙芝居)の読みきかせ/民話の素話/劇/バーシー 等が挙げられました。
【物販】は一昨年のナイトマーケット風が、【料理】は例年のワンプレート形式が好評だったので、今年もそれを参考にして準備をしていくということでまとまりました。
最後に【参加者】の集客率を上げる為に、新しい参加者を増やすにはどうすればよいか?を皆さんで話し合いました。

B勉強会 《毎偶数月の第三土曜に実施》
学んでみたいテーマについて話し合ったところ【ラオスの少数民族概論】が挙げられました。
というのも、ラオスには多くの民族がいるのですが、それらを一度整理する・・・例えば民族毎に、居住地/生活様式/言語/民族衣装 等を整理してまとめてみることで、今後ラオスの識字や就学の問題を考える上で役に立つのではないか。というご意見がありました。


また、ミーティング冒頭に事務局長野口より中期計画等の説明、代表チャンタソンよりスタディーツアー2013の報告がありました。

■中期計画等の説明
第6次中期計画(2013.7〜2016.6)の発表及び詳細説明がありました。
基本活動方針は下記の通りです。
 1.ラオス社会の急激な変化の中、より恵まれない弱者への教育支援・協力を
    強く意識する。
 2.ラオス事務所の自立を促進する。

■スタディーツアー報告
昨年12月22日〜12月30日に開催されたスタディーツアーについて、同行したチャンタソンから報告がありました。ツアー参加者の方もミーティングにいらしていたので、生の声も聞けました。
その中で印象的だったこと2つを紹介します。
とある学校でのこと。図書室を利用する生徒が少ないそうなので、その理由を聞いてみると「図書室に入る為に靴を脱ぐのが面倒だから」と。それならば室内をやめて外に設置してもいいのでは?と先生に聞いてみると「本が無くなってしまうのが心配。今でも貸出中の本を生徒から返してもらうのが大変」と言っていたそうです。文化の違いを感じました。
もうひとつは、ルアンナムターの村でのこと。少数民族の生活を見る為に訪れたルアンナムターの村では、現在では生活がガラリと変わり、ゴムやバナナのプランテーションをしていたそうです。民族衣装を着ている人もほとんどおらず、洋服を着ていていたそうで、2泊目に訪れたレンテン族の村でやっと昔ながらの生活様式で、民族衣装を着ている村人達に会えたそうです。
チャンタソンも「こんなに早く民族衣装が無くなると思わなかった」と驚きを隠せない様子でした。

その他、中国との国境に行った話など、内容盛りだくさんのツアー報告でした!
HPのスタッフブログにも報告があるので、そちらも是非チェックして下さいね。

報告:東京事務所 菊地美玲

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