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トピックとお知らせ

町田市立真光寺中学校の「国際交流の日」

ラオスのこどもでは、国際協力の関心のある学校や企業へ講師派遣をおこなっており、映像や写真を用いての活動説明や、参加型ワークショップを取り入れたプログラムなどを実施しています。
今回は、学習院女子大学の学生9名の協力のもと、真光寺中学校で実施しました。


2015年7月4日(土)、町田市立真光寺中学校で授業を行いました。
私たちは中学2年生を担当し、25名の生徒さんに授業を行いました。テーマは「はじめよう、ラオスのお手伝い!〜ラオスと日本から考える豊かさと国際協力〜」とし、様々なワークショップ・グループワークを交えながら自分なりの豊かさとは、どんなことで国際協力が出来るのかについて自分なりの答えを発見してもらいました。


初めに、日本の地域、人の繋がりの希薄化をテーマにした架空の村で住民のお悩みを解決するイベントを作るワークショップをしました。生徒さんたちは日本の現状を理解し、自分達にできることはないかと班ごとで様々な村での交流イベントを考えてくれました。
そこからラオスの農村部での生活を写真を織り交ぜながら紹介していきました。最初は農村部の水道がない、機械がないなどの生活を知り驚いていた生徒さんたちも、次第に「さっき自分達が考えたイベントで住民たちが楽しそうに、助け合って生活できれば。と思っていたことが、ラオスでは当たり前の状態なんだ。」「途上国というとマイナスのイメージが多いけど日本とラオスの生活を比較してみると日本の便利な生活、ラオスの人と助け合える生活、それぞれの良さがわかった。」など様々な角度からの意見がでました。

最後にラオスの子どもたちの自ら率先して、誰かと一緒に、楽しんで行っているお手伝いの様子を紹介し、お手伝い一つでも日本とラオスでたくさん違いがあることや人との繋がりは自分達で作り出せるという発見をしました。

最後の感想では、「日本の、自分の生活ももっとよくできる努力をしたい。」「ラオスから教わったこともたくさんあったし、日本の良さも改めてわかった。」「ラオスに行ってみたい!」など各々の感じたことを発表してくれました。
中学生の柔軟な思考力を垣間見れ、私たちも大変勉強になりました!
ぜひ、この授業がこれからの興味、将来の幅を広げるきっかけになってもらえればと思います。ありがとうございました。
【報告:学習院女子大学 星川】


後日、生徒の皆さんから感想とお礼状が届きました。一部を紹介します。
「ラオスは日本の豊かさとは違った心の豊かさがあってとてもいいなと感じた。子どもたちはお手伝いを楽しんでやっていて、そこも日本と違うところだと思った。自分もラオスの生活を体験してみたい」

「日本は人とのつながりがなくなっていることに改めて気づいた。これからはもっと人のことを考え生活して行きたい」

「今回の授業では、人との関わりをとても感じた。「助け合い」「お手伝い」の話から自分の周りについて考えをつなげることができた」

「国際協力は、難しいことではなく、だれにでも簡単にできることなんだとわかった。私たちができることがあったらやってみたいと思った」
 


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